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2003年2月末のPHS契約者数と私見

TCA(社団法人電気通信事業者協会)が3月に発表した「2003年2月末日のPHS契約者数」に、若干手を加えてみたのが以下の表である。 (2003年3月作成)
地域 DDIポケット NTTドコモ アステル

合計

北海道 98,300
(53.7%)
80,000
(43.7%)
4,500
(2.4%)
182,800
東北 ※1 264,700
(64.1%)
127,000
(30.7%)
21,200
(5.1%)
412,900
関東・甲信越 ※2 1,601,800
(60.4%)
851,000
(32.1%)
196,000
(7.3%)
2,648,800
北陸 40,300
(45.0%)
33,000
(36.9%)
16,100
(18.0%)
89,400
東海 ※3 210,600
(57.6%)
96,000
(26.3%)
58,400
(16.0%)
365,000
関西 415,000
(42.9%)
215,000
(22.2%)
335,800
(34.5%)
965,800
中国 123,000
(45.0%)
82,000
(30.0%)
67,800
(24.8%)
272,800
四国 53,500
(34.0%)
69,000
(43.8%)
35,000
(22.2%)
157,500
九州・沖縄 ※4 162,600
(41.0%)
157,000
(39.6%)
76,300
(19.2%)
395,900
合計 2,969,800
(54.0%)
1,710,000
(31.1%)
811,100
(14.7%)
5,490,900

※1 アステル以外は、東北6県が対象区域。アステルは、東北6県に加え、新潟県も加えた区域。
※2 アステル以外は、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨、新潟、長野が対象区域。アステルはそれより新潟・長野県をのぞき、静岡県の一部を加えた地域。
※3 アステル以外は、愛知、静岡、岐阜、三重が対象区域。アステルは、それに長野県を加え、静岡県の一部を除く地域。
※4 アステルは九州地区と沖縄地区の合算。うちアステル沖縄の加入者数は52,300。
アステルグループ
・ 各地域シェアに極端なばらつきがあることが、グループとしての統一感のなさを如実に物語る。
・ 北海道、あんな広い大地にたった4,500契約。契約者のほとんどが北海道電力の社員? 道内シェアはわずか2.4%。
・ シェア10%割れは、東北、関東エリアも同じでこちらもやはり危機的な状況。
・ 停波予定の九州に、いまだ24,000契約が存在。停波という「貴重な体験」を楽しもうとする人たち…。
・ 一方、関西ではk-opticomがドコモを抜き、PHSでは2位のシェア。eo64エアの人気はやや陰りが見えつつあるが、関東の鷹山よりも契約者数が多いのは大健闘。
・ 表にはないが、アステル沖縄の契約者数は52,300となかなか。沖縄だけならばPHSシェア1位であることは間違いないだろう。
NTTドコモ9社
・ どの地域でも押しなべて2割から4割の契約者数を確保。四国はドコモでは唯一、全エリアが64kエリア化しているそうで、これまた全国で唯一DDIポケットを上回る契約者数を誇る。
・ 一方でP751vがいまだに発売されないなど、「PHSについては全くやる気がない」と酷評される関西は、地域シェア最下位。翌月の@freeDのサービスインも、価格面でk-opticomのeo64エアに及ばず、関西のPHSに対するやる気のなさに変化はなさそう。
DDIポケット
・ なんと言ってもPHSといえば、この会社である。関東近辺に限って言えば、エリアがほぼ重なるツーカーセルラー東京の契約者数(1,596,400)を上回り、AirH"の勢いを見せ付けている。
・ 全国的にみるとDDIポケットは東高西低といった感じか。東北、関東エリアではシェアが6割、北海道、東海でも5割を突破するなど、開業以来PHSのリーダー的存在となっている。
・ 一方、四国ではドコモの後塵を拝し、九州でもドコモに肉迫されている。また、関西にはAirH"の強力な対抗馬・eo64エアを有するk-opticomが存在する。これらの地域では翌月4月以降のドコモ@FreeDのサービスインが、どのように契約者数シェアに影響してくるかが注目である。
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